奈良市の山中で伊賀市に住む母親と娘とみられる遺体が見つかった事件で、司法解剖の結果2人の死因の特定には至らず、警察は死亡原因の究明に向けて捜査を進めるということです。 この事件は、7月17日、奈良市の山中で伊賀市に住む無職・池田園美さん(44)の遺体と、娘の莉園さん(20)とみられる遺体が見つかったもので、母親の交際相手だった奈良市の会社員・今北享宏容疑者(37)が死体遺棄の疑いで逮捕・送検されています。 遺体は草むらの中で緑色のビニールシートにくるまれた状態で発見され、ビニールシートの中からは上下の着衣が見つかったということです。 警察によりますと21日に2人の司法解剖を行い、死亡推定日は2人とも今年2月ごろと判明しましたが、遺体はほぼ白骨化していたことなどから現時点で死因の特定には至らなかったということです。 今北容疑者は警察の調べに対して、「一人で遺棄した」と話し容疑を認めていて、「2人の遺体を車に一緒に載せて運んだ」という趣旨の供述をしているということです。 警察は2人の死亡した経緯について捜査を進めるとともに、もう一人の遺体は莉園さんとみて身元の特定を進めています。