「あなたは捜査対象」と告げられ…ニセ警察詐欺で5350万円相当の被害 80代と60代の男女2人

鹿児島県警は24日、県内の80代男性と60代女性が警察を装う「ニセ警察詐欺」で、現金と暗号資産計約5350万円相当の被害を受けたと発表した。いずれも警察官を名乗る男に「あたなは捜査対象。逮捕されないようお金を調べる」とだまされていた。 組織犯罪対策課によると、男性は1月下旬、自宅の電話に税関職員を名乗る男から連絡を受けたのをきっかけに、秘匿性の高い通信アプリでのやりとりに誘導された。3回にわたり約2850万円を自宅近くに置いたり、金融庁職員をかたる男に手渡したりした。 女性は2月上旬、カード会社の従業員を名乗る人物から「不正利用されている」と電話があった。LINE(ライン)に誘導され、ビデオ通話で取り調べを受けた。警察手帳のようなものが映ったため信用したという。約2500万円相当の暗号資産を計9回、指定されたアドレスに送金した。 浜崎茂樹理事官は「犯人は被害者に寄り添うふりをして、恐怖心につけ込む。不審に思ったらすぐに警察に相談を」と訴えた。

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