熊本市で3月、タクシー運賃の支払いを免れようと、運転手にけがをさせ逃げたとして逮捕された男性について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。 きょう(4月22日)付で不起訴処分となったのは、熊本市の20代の男性です。 男性は先月23日、客として乗ったタクシーの車内などで運賃1900円の支払いを免れようと、50代の男性運転手に暴行を加えてけがをさせたとして、強盗傷害の疑いで逮捕されていました。 男性は当時、酒を飲んだ状態で、逮捕後の警察の調べに対し「暴行を加えた記憶はない」と容疑を一部否認していました。 熊本地検は不起訴の理由について「回答を差し控える」としています。