1日夜、福岡県粕屋町の交差点で横断歩道上を歩いていた46歳の会社員男性を軽乗用車ではねてけがをさせたうえ、そのまま逃走したとして、25歳の内装業の男が逮捕されました。 男は「少し物音が聞こえたので、違和感を覚えながらもそのまま現場を離れてしまいました」などと話しているということです。 自動車運転処罰法違反(過失運転傷害)と道路交通法違反(救護義務等)の疑いで逮捕されたのは粕屋町原町に住む内装業・下條真悟容疑者(25)です。 下條容疑者は1日午後10時40分ごろ、粕屋町仲原にある釜屋交差点で横断歩道上を歩いていた会社員の男性(46)を軽乗用車ではねてけがをさせたうえ、そのまま逃走した疑いが持たれています。 下條容疑者が運転していた車のサイドミラーに接触して転倒したとみられている会社員の男性は頭の骨を折るなど全治約1か月の重傷です。 警察が現場の交差点で信号待ちをしていた別の車のドライブレコーダーの映像を調べるなどの捜査をした結果、下條容疑者の関与が浮上したということです。 取り調べに対し、下條容疑者は「横断歩道を通過するときに少し物音が聞こえたので、違和感を覚えながらも大きな衝撃がなかったので、そのまま現場を離れてしまいました」などと話しているということです。