総額2000万円超か 雇調金詐取疑いで70歳逮捕 福島・会津若松

新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金(雇調金)を不正受給したなどとして、会津若松署は8日、詐欺の疑いで福島県会津若松市飯盛3丁目、無職の女(70)を逮捕した。 逮捕容疑は、2021年7月ごろ、福島労働局に対して虚偽の申請をし、助成金約65万円をだまし取った疑い。同署によると、女は容疑を認めている。 同労働局によると、女は当時会津若松市の会社で代表を務めており、休業していない日を休業したとする出勤簿などを作成して虚偽申請したという。不正受給の総額は、24年5月15日時点で約2120万円に上る。女は一部返済しているという。 同署は県警捜査2課、機動捜査隊と捜査した。 同署は逮捕手続き上の誤りがあったとして、女を一度釈放し、逮捕した。捜査関係者によると、逮捕事実に関する書面の一部に誤りがあったという。

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