社福法人資金を横領容疑で元理事長を送検 他の刑事告訴の被害金額も一部横領認める

川崎市の社会福祉法人の資金を横領したとして、逮捕された元理事長の男が、9日送検されました。捜査関係者によりますと、任意の調べで男は、刑事告訴されたその他の被害金額について、一部横領していたことを認めていたということです。 神奈川県警によりますと、業務上横領の疑いで逮捕・送検された社会福祉法人「母子育成会」の元理事長、深瀬亮一容疑者、68歳は2018年、「母子育成会」の資金、あわせて200万円を横領した疑いが持たれています。 横領した金は、交際女性の家賃や旅行費、自身が所有していた競走馬の費用に充てていたとみられ、調べに対し深瀬容疑者は、容疑を認めているということです。 深瀬容疑者をめぐっては、およそ2億3000万円を横領したとしてこの法人から刑事告訴されていて、捜査関係者によりますと、任意の調べの中で、深瀬容疑者は刑事告訴されたその他の被害金額について、一部横領していたことを認めていたということです。 県警が事件の全容解明を進めています。

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