三郷市で、下校中の小学生の列に車が突っ込み男子児童4人がけがをしたひき逃げ事件で、逮捕された中国籍の男2人が、事件前、市内の飲食店で数時間にわたって飲酒し、発覚を免れるために逃走したとみられることが警察への取材で分かりました。 18日逮捕された三郷市早稲田の中国籍で、解体工の鄧洪鵬容疑者(42)は19日、過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱の疑いなどで送検されました。 また警察は、三郷市新和で中国籍の会社員・王洪利容疑者(25)を酒気帯び運転と知りながら、同乗した疑いで送検しました。 これまでの調べで2人は、車に乗る直前まで市内の飲食店で数時間にわたって飲酒していたとみられています。 調べに対し鄧容疑者は、「相手が大丈夫と言っていたので、その場から離れただけ」と供述しているということですが、警察は飲酒運転の発覚を免れるために逃走したとみて調べる方針です。