ドイツで右翼テロ組織参加の少年ら5人を逮捕 難民への襲撃を企てか

ドイツ連邦検察庁は21日、右翼過激派のテロ組織に参加し、難民申請者の滞在施設への放火などを企てたとして、10代の少年ら5人を逮捕したと発表した。独メディアによると、逮捕されたのは14~18歳で、過激化した背景を詳しく調べる。 検察によると、少年らが参加していた組織は少なくとも2024年4月には設立されており、移民や政治的な考え方が相いれない人たちへの襲撃を通じ、民主主義的なシステムを壊すことを目的にしていた。 少年らは昨年10月から今年1月にかけ、2~3人のグループに分かれて、難民申請者の滞在施設などへの襲撃を計画。放火を実行したり、放火のために爆弾を調達したりした疑いが持たれている。仲間とみられる別の3人の身柄も確保している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする