「特殊詐欺の容疑者となっている」逮捕避ける優先調査「保証金」名目に493万円のだまし取られる(島根)

5月、島根県西部の30代の男性が警察や検察を名乗る男の話を信じ込み、逮捕を避ける保証金の名目であわせて493万円をだまし取られる詐欺の被害にあったことがわかりました。 詐欺の被害にあったのは、島根県西部に住む30代の男性です。 5月、福岡県警の「板東」を名乗る男から男性に電話があり、「特殊詐欺の容疑者となっている。逮捕を避ける優先調査を受けるには保証金が必要である」などと話がありました。 「警察」や「逮捕」という言葉から相手を本物の警察官と信じ込んだ男性は、その後、検事の「オキタ」と名乗る男とも、電話やショートメール、「シグナル」というアプリの音声通話機能を使ってやりとりし、相手が指定した口座にあわせて493万円を振り込みました。 男性は、報道で同じような手口による被害を知り、家族に相談。福岡県警に確認し、詐欺であることに気づきました。 警察は、特殊詐欺事件として捜査を進めるともに、警察をかたる人物から「あなたが捜査対象となっている」などと電話があった場合は、警察などに相談するよう呼びかけています。

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