「遠くへ行きたかった」タクシー運転手を包丁で突き刺すなどしたか 男を強盗殺人未遂などの罪で起訴 広島

広島県坂町でタクシー運転手を包丁で突き刺し、タクシーなどを奪おうとした男が、強盗殺人未遂などの罪で起訴されました。 強盗殺人未遂と銃刀法違反の罪で起訴されたのは、広島市西区の無職、平田瞬介被告(40)です。起訴状によりますと、平田被告は1月、坂町の路上でタクシー運転手(当時74)の首などを包丁で数回突き刺して殺そうとし、タクシーと車内の現金を奪おうとしたとされています。平田被告は直後に逃走し、タクシー運転手の男性は、全治2週間のけがをしました。 捜査関係者によりますと、平田被告は逮捕時の調べに対し、タクシーを奪おうとした理由について「遠くへ行きたかった」と話していたということです。 広島地検は、平田被告の刑事責任能力を判断するため、1月末から今月19日まで鑑定留置していましたが、きょうまでに「刑事責任能力を問える」と判断したものとみられます。

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