作新監督に「危険行為」で6カ月の謹慎処分 学生野球協会審査室会議

日本学生野球協会は20日、審査室会議を開き高校13件、大学1件の不祥事に対する処分を決めた。 高校では、部員に対する危険行為を行ったとして作新学院(栃木)の監督(41)に6月9日から12月8日日までの謹慎処分とした。既に同校は同監督を謹慎処分としており、部の指導を離れている。 同監督は5月23日、部員Aに技術向上のためグラブを外し素手で捕球する練習を指示した際、右手薬指第1・第2関節を骨折する事案が発生。翌日に手術し、監督らはAに直接謝罪したものの、日本学生野球協会は「監督の危険行為」とみなし、6カ月の謹慎処分とした。 なお、来月10日に開幕する全国選手権栃木大会には同監督に代わり、同校OBのコーチが指揮を執る。部員Aは別メニューで練習に参加しているという。 また4月に車検が切れた軽トラックを知人に運転させたとして道路運送車両法違反で逮捕された大商大監督(60)は4月23日から10月22日まで6カ月の謹慎処分とした。なお同大は4月24日付で同監督との委嘱契約を解除している。

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