長岡署は22日、酒気帯び運転の容疑で長岡市のアルバイトの男(20)を現行犯逮捕しました。 男は国道上で車線をはみ出して運転し、対向車線を走っていた軽自動車と普通車に次々と衝突。この事故で4人が重軽傷となっています。 警察によりますと男は22日の午後1時前、小千谷三仏生(さんぶしょう)地内の国道17号において酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いがもたれています。 軽自動車の運転手が「国道17号線で車同士の交通事故がありケガ人がいる」と消防に通報しました。 消防からの通報を受け、駆けつけた警察が男の呼気を調べたところ、基準値を大幅に上回るアルコールが検出されたため、逮捕に至ったということです。 この事故により4人が搬送されました。軽自動車の後部座席に乗っていた80代の男性が骨折の疑いで重傷、同乗していた男性3人が軽傷のケガということです。 普通車に乗っていた4人にケガはありませんでした。 調べに対し男は「交通事故を起こして、その際に体にアルコールが残っていたことは間違いありません」と容疑を認めています。 また、男が運転する車に同乗していた知人の飲食店従業員の女(21)も、男が酒気を帯びた状態であることを知りながら同乗した疑いで逮捕されており「飲酒運転の車に同乗していたことは間違いありません」と容疑を認めています。女の呼気からもアルコールが検出されたということです。 警察が詳しい経緯を調べています。