‟オンカジ賭博”に橋下徹氏が苦言「現行法違反で逮捕は当然、ただ日本はギャンブル大国なんです」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が6月23日、情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(TBS系)にコメンテーターとして出演。「民営ギャンブル」について持論を展開した。 番組では、フジテレビ社員の男がオンラインカジノの常習賭博容疑で逮捕された事件を取り上げた。男は2024年9月から25年5月にかけてカジノサイトにアクセスし、バカラ賭博などを繰り返したという。この8カ月間で約1億円をかけ、収支はマイナス2400万円とみられている。 この事件について、橋下氏は「現行法では法律違反ですから、警察が逮捕するのは当たり前だし、ペナルティを受けるのは当然」としたうえで、「ただ、ちょっと考えなくてはいけないのは、日本は〝ギャンブル大国〟なんですよ」と指摘。公営ギャンブルの種類はたくさんあり、国はギャンブルとは認めていないものの「あれだけの(数の)パチンコの遊戯場があるのは日本くらいですよ」と私見を述べた。 さらに橋本氏は、「僕はね、大阪の万博会場の後にIR、統合型リゾートというカジノ誘致をしました。国とさんざん議論をしたうえで、〝なぜ公営ギャンブルだけが認められて、民営ギャンブルはダメなんだ!?〟という議論をさんざんやってですね、最終的には民営ギャンブルを大阪でやるんですよ」と自らの実績を説明。 続けて「ただ1つ、絶対条件はしっかり管理をして反社会勢力にお金がいかないこと。それからギャンブル依存症対策をきっちりやること」と条件を示し、ギャンブルの存在については「公営ギャンブルを含めて全部やめろというのならいいけど、公営ギャンブルを認めている以上はしっかりした管理のもとでの、民営ギャンブルも1つの方法」と話した。 橋下氏の意見について、ネット上では《〝公営ギャンブルがあるから民営ギャンブルも認めろ〟というのは話が飛んでいる。ギャンブルに問題があるのだから、ギャンブルをなくすほうが先》《日本がギャンブル大国なら、さらにカジノなんて要らないよね》《依存の元凶ないのが一番やろ》などと反対意見も多数みられた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする