勤務するグループホームで、入居者の女性にわいせつな行為をして撮影したとして、警視庁捜査1課は、不同意性交等未遂と性的姿態撮影処罰法違反の疑いで、介護福祉士の鳥居高広容疑者(50)=東京都台東区西浅草=を逮捕した。「ストレス解消のため性的な嫌がらせをしてしまったが、一部違う」などと容疑を一部否認している。 逮捕容疑は5月10日から6月11日、台東区のグループホームの共用トイレ個室内で、入居する認知症の70代女性にわいせつな行為をし、スマートフォンで動画撮影したとしている。 捜査1課によると、押収した鳥居容疑者のスマートフォンから動画ファイルが20件ほど確認され、被害者はすべて同じ女性とみられる。鳥居容疑者は平成26年から約11年間、パート従業員としてグループホームで働いていたという。同課は詳しい経緯を調べている。