大阪府内で電動自転車のバッテリーを繰り返し盗んだとして逮捕・起訴された元技能実習生のベトナム国籍の被告について、警察は新たに16個のバッテリー窃盗に関与したとして追送検し、捜査を終えたと発表しました。 窃盗の疑いで逮捕・起訴されたのは、住居不定でベトナム国籍の元技能実習生、ヴー・ユイ・トアン被告(24)です。 ヴー被告は去年12月、大阪府内のマンション駐輪場で電動自転車のバッテリーを盗んだ疑いで逮捕され、その後の裏付け捜査で、他に12個のバッテリー窃盗に関わったとして送検されています。 警察は、その後も捜査を続けていましたが4日、ヴー被告について新たに16個のバッテリーを盗んだ疑いで最終送検しました。 いずれも自転車のバッテリーの鍵穴をこじ開ける手口で、大阪・高石市や堺市、大阪市などの各地を電車移動して窃盗を繰り返していたとみられるということです。 ヴー被告は警察の調べに対して容疑を認め「盗んだバッテリーは三重県の買取業者に売っていた」という趣旨の説明をしているということです。