集団性的暴行事件、中国籍男は3時間前にほかの男2人と初対面 アルファベットで呼び合う

面識のない20代女性に集団で性的暴行を加えるなどしたとして男3人が逮捕された事件で、不同意性交致傷などの疑いで逮捕された専門学校生の李博倫(リボールン)容疑者(23)=中国籍=は、事件約3時間前に初めて、共犯の容疑者2人と顔を合わせていたとみられることが6日、大阪府警への取材で分かった。 府警によると、3人は不特定の女性に性的暴行を加える目的で交流サイト(SNS)で知り合ったとみられ、互いに本名は明かさず、アルファベット1文字で呼び合っていた。 3人は6月中旬の午後11時ごろから未明にかけて女性を襲ったとされるが、直前の午後8時ごろに大阪府内で集合。李容疑者はほかの容疑者2人とこのときが初対面だったという。府警は6日、李容疑者を送検。事件当日の詳しい足取りや3人の関係性を調べている。 逮捕容疑は、山下高志容疑者(44)と相馬崇司容疑者(32)と共謀し、府内の集合住宅で、女性の背後から口をふさいで「殺されたいんか」と室内に押し込んだ上、刃物のようなものを突き付けながら両手を縛って性的暴行を加え、女性にけがをさせたとしている。 3人はこの間に、この部屋に帰宅した20代男性の両手足を縛って軽傷を負わせたとする逮捕監禁致傷容疑でも逮捕されている。 李容疑者は容疑を認め、「もともと性的暴行に興味があった」と供述しているという。

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