「お金貸してほしい」息子かたるニセ電話信じ…2日で3回計600万円だまし取られる 85歳男性が被害 福岡・筑紫野市

「お金を貸してほしい」など息子をかたる男からのニセ電話を信じ、福岡県筑紫野市の85歳の男性が現金計600万円をだまし取られていたことがわかりました。 筑紫野警察署によりますと6月26日、筑紫野市の無職の男性(85)宅の固定電話に息子をかたる男から「証券会社の株を買って配当金を受け取ったが、税金を払っていなかったために口座が凍結され、きょう中に200万円払わないと逮捕されるのでお金を貸して欲しい。自分の代わりに法律事務所の者が取りに行く」などと電話がありました。 このため男性はその後、自宅に受け取りに訪れた法律事務所の職員をかたる男に現金200万円を手渡しました。 その後、同様に「お金が足りなかったので、あと200万円貸してほしい」などと言われたため、自宅に受け取りにきた男に現金200万円を手渡し、さらに翌日に同様に「一緒に株をやっていた友達の分も何とかしなければいけない。あと200万円が必要」などと電話があり、自宅に受け取りに来た男に現金200万円を手渡し、合計600万円をだまし取られたということです。 警察はニセ電話詐欺事件として調べるとともに ▽息子等を騙るニセ電話詐欺に注意しましょう。 ▽「同窓会ハガキ」「証券会社」「株でもうけた(損した)」の言葉が出たら、電話をすぐに切りましょう。 ▽直接当人に真偽を確認しましょう。 などと注意を呼びかけています。

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