指定薬物「エトミデート」を含む液体を所持していたとして指定薬物所持の疑いで警察は、9日、20歳の男ふたりを逮捕しました。逮捕されたのは浦添市の無職、内間琉音容疑者（20）と、浦添市の建築作業員、知念瑠伊容疑者（20）です。 警察によりますと5月26日の夜、浦添市牧港の公園で「薬物をやっているのでは」などと目撃者から警察に通報がありました。駆けつけた警察官がトイレにいた内間容疑者と知念容疑者、10代後半の少年、3人に手足のけいれんを確認したということです。 この際、電子たばこのリキッドひとつが見つかり、任意で提出を求め鑑定した結果、指定薬物「エトミデート」が検出されたため2人を指定薬物所持の疑いで逮捕しました。10代後半の少年からも任意で話を聞くということです。 警察は、余罪についても調べていますが今後の捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。 「エトミデート」は「笑気麻酔」と称して県内の若者層を中心に広まり5月に指定薬物に指定されていて逮捕者が出るのは全国で初めてです。