「佐野」と書かれた看板を見て…自転車で高速道路に誤って進入 酒気帯び運転の疑い、栃木県警が男逮捕

酒気を帯びて自転車で東北自動車道を走行したとして、県警高速隊は10日、酒気帯び運転の疑いで住所不定、インド国籍、無職の男(25)を逮捕した。栃木県警によると、自転車の飲酒運転の逮捕は県内で初めて。 逮捕容疑は、9日午前10時5分ごろ、佐野市西浦町の東北道下り線の路肩で、酒気を帯びて自転車を運転した疑い。「間違いない」と容疑を認めている。 同隊によると、同9時45分ごろから「高速道路を自転車が走っている」との通報が通行人から約10件続いた。同隊が容疑者を確保して検査したところ、アルコールが検出された。 佐野藤岡インターチェンジの料金所から誤って進入し、約800メートルを走行したとみられる。容疑者は「小山市から来た。佐野市内の知人の家に行きたくて『佐野』と書かれた看板を見て入ってしまった」と供述している。 高速道路は徒歩や自転車などでの通行が禁止されており、県内では年に数件の進入事例が発生しているという。

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