11日、大阪府東大阪市の路上で、自転車に乗っていた女性がバイクにはねられる事故がありました。バイクはその場から逃走していましたが、その後、運転していた会社員の男が逮捕されました。 過失運転傷害とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、東大阪市の会社員・服部良太容疑者（41）です。警察によりますと、服部容疑者は11日午前9時50分ごろ、東大阪市の路上でバイクを運転していたところ、20代女性が運転する自転車に追突し、転倒させケガをさせたにもかかわらず、現場から逃走した疑いなどが持たれています。 服部容疑者は、自転車の女性を追い抜こうとして、後ろから追突しましたが、その場から立ち去っていました。女性は、そのまま道路に倒れ、はずみで地面に頭を強く打ち病院に搬送されましたが、頭蓋骨を折るなどの重傷です。 警察は現場付近の防犯カメラなどから、服部容疑者の自宅を特定。11日深夜、帰宅した容疑者を発見し、12日に逮捕しました。 警察の調べに対し、服部容疑者は「バイクを運転中、自転車を運転していた人とぶつかったことは間違いありません」「軽くぶつかったくらいなので、何ともないと思った」と一部容疑を否認しています。 服部容疑者は「出勤途中で急いでいた」などと供述していて、警察は詳しい事件のいきさつを捜査しています。