フジテレビ系水10ドラマ枠にて放送中の藤木直人主演ドラマ『最後の鑑定人』の第3話にゲスト出演する片桐仁の場面写真が公開された。 本作は、かつて科捜研のエースとして活躍し“最後の鑑定人”と呼ばれていた主人公が、科学的アプローチを駆使して難事件を解決に導いていくサイエンスミステリー。岩井圭也の同名小説を原作に、『ザ・クイズショウ』(日本テレビ系)の及川拓郎、『白暮のクロニクル』(WOWOW)の山崎太基、『問題物件』(フジテレビ系)の北浦勝大、『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(TBS系)の青塚美穂が脚本を手がける。 第3話では、放火事件が発生。ベトナムから来日した技能実習生のホアン・ヴァン・ギア(井阪郁巳)は、自身と実習生仲間が住む共同住宅に放火し、自ら警察に通報し逮捕された。現場に残されたポリタンクからホアンの指紋が検出され、さらに事件当時はホアン以外全員外出していため、彼の犯行であることは明白。しかし逮捕されてからは黙秘を貫き、弁護を担当することになった相田(迫田孝也)は、放火に至った動機を調べてほしいと土門(藤木直人)に依頼する。土門と高倉(白石麻衣)は、まずは燃焼残渣(ねんしょうざんさ・※燃え残ったモノの分析)を調べるとともに、火災現場の検分をはじめていく。さらに高倉と相田は、ホアンの技能実習先企業の社長・黒瀬達夫(片桐仁)に事情を聞きに行く。黒瀬は社員に過重な労働や不当な待遇での勤務はさせていないと話し、ホアンの放火動機に思い当たることはないようだった。しかし高倉は黒瀬の仕草に違和感を覚えて……。 片桐が演じるのは、放火事件を起こした技能実習生を雇い入れている企業の社長役。社員思いの優しい社長だが、外国人技能実習生に対して高圧的に接する一面もあるなど、何かとクセのある人物だ。個性的なキャラクターを武器にさまざまな作品で独特な存在感を放つ片桐は、「“嘘をつく動き”が全然できなくて申し訳なかったです(笑)」と撮影を振り返っている。 ■片桐仁(黒瀬達夫役)コメント ・役柄について 短いシーンでしたが、社員思いの社長に見えるように演じました。撮影日は、とにかく外も中も暑くて(一部の部屋でエアコンが壊れていたみたいです…)、汗がハンパなかった思い出です。だんだん慣れてきた頃に撮影が終わりました(笑)。そして男チームが汗だくなのに、白石さんが全然汗をかいてなくてビックリしました! あと、“嘘をつく動き”が全然できなくて申し訳なかったです。 ・『最後の鑑定人』の見どころ 土門さんをはじめ、少数精鋭の能力が高いチームが、地道に証拠を集めて事件を解決する渋いドラマだなーと思いました。