4月俳優の広末涼子さんが新東名高速のトンネル内で、車を運転中に大型トレーラーに追突した事故で、警察が本人を立ち会わせて実況見分を行いました。 和田佳代子記者 「午前10時20分すぎです。広末涼子さんを乗せた車が到着しました。これから広末涼子さん立ち合いのもと、実況見分を行います」 警察車両の後部座席の窓から見えるのは、俳優の広末涼子さんです。 4月に発生した新東名高速道路の事故で、本人立ち会いのもと実況見分が行われました。 広末さんは4月、車で奈良県から都内に向かう途中に、新東名高速道路の粟ヶ岳トンネル内で、大型トレーラーに追突する事故を起こしました。 これまでの調べで広末さんは事故を起こす前、新東名高速道路の浜松サービスエリアで、同乗していた男性から運転を代わっていたことが分かっています。 警察は事故の状況を明らかにするため、午前10時20分から広末さんが運転を開始したサービスエリアで実況見分を行い、本人から直接話を聞いたり、写真を撮ったりして調べを進めました。 その後、午前11時半ごろからは事故が起きた粟ヶ岳トンネルに向かい、同様に実況見分を行ったということです。 これに伴い新東名高速上りのうち一部区間が2時間にわたって通行止めとなりました。 広末さんをめぐっては事故のあと搬送された病院で看護師の女性にけがさせた傷害の疑いで現行犯逮捕されましたが、処分保留で釈放されています。