4年前のひき逃げ 不起訴の男性に「不起訴不当」 検察審査会が議決 広島

2021年にひき逃げをし男性を死亡させた疑いで逮捕され、広島地検が不起訴とした男性について、検察審査会は「不起訴不当」と議決したことが分かりました。 40代の男性は2021年10月、広島市西区井口明神の国道2号で、会社員の男性(当時33歳)を車ではねて死亡させたうえ、その場から逃げた疑いで逮捕、送検されました。 広島地検は去年3月、男性を「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として不起訴処分としていました。 検察審査会は先月24日、「男性が人をひいたことを認識したと推認することは困難」とした検察の判断に対し、「疑問を払拭することができない」として「不起訴不当」と議決しました。 議決をうけ再捜査する検察は「議決の内容を踏まえて再検討し、適正に処分する」とコメントしています。

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