「尹氏への特別待遇物議」ソウル拘置所長の電撃交代…単独接見室の提供中断

韓国法務部がソウル拘置所長の交代を決定した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)元大統領の単独接見室の利用など特別待遇論議が起こったためだ。 法務部は14日、尹前大統領が収容されたソウル拘置所のキム・ヒョヌ所長を安養(アニャン)刑務所長に転補措置し、キム・ドヒョン新任所長に交代したと明らかにした。 これに先立ち、共に民主党3大特検総合対応特別委員会は尹前大統領が金健希(キム・ゴンヒ)特検チームの逮捕令状執行を拒否すると、「尹錫悦の拘束期間全体で弁護人の接見時間は計395時間18分、総接見人員は348人」とし「特検召還調査に応じず、拘置所内で安らかな収容生活を享受するなど各種特別待遇があったことを確認した」と指摘した。 これについて、法務部の鄭成湖(チョン・ソンホ)長官は自身のフェイスブックに「被疑者が前職大統領という地位を悪用して特別待遇を享受してきたことはないか、すでに綿密に調査している」と述べた。 法務部は同日から尹前大統領に単独弁護人接見室の提供も中断した。 法務部は「今回の人事は尹錫悦前大統領の受け入れ処遇などについて提起された様々な問題について人的刷新が必要だという判断の下、断行されたもの」とし、「沈んだ組織の雰囲気を転換し、本来の業務により一層充実できると期待する」と述べた。

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