17日未明佐賀市の路上で暴走族を取り締まっていたパトカーをたたいた30代の男が公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。 逮捕されたのは佐賀市の自営業の37歳の男です。警察によりますと男は17日午前1時ごろ、佐賀市下田町の路上でパトカーを拳で叩くなどして警察官の職務を妨害した疑いが持たれています。 事件当時、パトカーは暴走族の取り締まりをしていて周りには見物のため人が集まっていました。男はその見物客の一人とみられ、パトカーに近づき警察官とやりとりをしたあと移動しようとしたパトカーの左後部のトランクを拳で叩き公務執行妨害の現行犯で逮捕されました。パトカーはトランクの上部がへこんだということです。 男は当時酒を飲んでいて警察の調べに対し「パトカーを拳で叩いたことは間違いないが、パトカーが移動する際、足を踏んだことを知らせるためだった」と容疑を一部否認しています。