「自分を揶揄する人たちに反撃するため」男女6人重軽傷の水戸切りつけ事件 48歳・自称投資家の男を殺人未遂の疑いで再逮捕 茨城県警

先月、茨城県水戸市の路上で、男女6人が刃物で切りつけられるなどして重軽傷を負った事件で、このうち2人を刃物で殺害しようとした疑いで48歳の男が、きょう再逮捕されました。 この事件は先月28日、水戸市の路上で男女6人が刃物で切りつけられるなどして重軽傷を負ったもので、現場近くに住む自称投資家・塩原弘和容疑者(48)が70代の男性に対する殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたものです。 そして警察は、この男性とは別に70代の女性と50代の男性を刃物で切りつけて殺害しようとしたとして、きょう、塩原容疑者を殺人未遂の疑いで再逮捕しました。 警察によりますと、塩原容疑者は取り調べに対し「2人の被害者はどちらとも殺すつもりだった」と容疑を認め、動機については「自分を揶揄する人たちに反撃するため」という趣旨の供述をしているということです。 また塩原容疑者は、刃物はおよそ7年前に「自分の身を守るために購入した」と話しているほか、犯行時に顔全体を覆っていた黒いマスクについてはおよそ2年前に購入し、「反撃から身を守るためだった」「催涙スプレーをかけられた時用に準備した」などと供述しているということです。 警察によりますと、塩原容疑者の自宅から押収されたノートには、自身の悩みや「誰かに監視されている」という主旨の内容が含まれていたということで、警察が動機などを詳しく調べています。

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