「被害者と連絡が取れていない」いったいどこに?被害男性が行方不明…刃物で切り付け、けがをさせた疑いで49歳男を逮捕 札幌市白石区

8月2日、札幌市白石区の路上で男性を刃物で切り付けけがをさせたとして49歳の男が逮捕された事件。 襲われた日を最後に被害男性の行方が分からなくなっています。 馬場佑里香 記者 「大上容疑者の身柄が、札幌地検に送られます」 札幌市白石区の会社役員、大上文彦容疑者(49)は、8月2日の夜、白石区の路上で、知人の西村隆行さん(55)を刃物で切り付け、けがをさせた疑いで17日、身柄を検察庁に送られました。 しかし…。 捜査関係者のコメント 「被害者と連絡が取れていない」 事件のあと、被害に遭った西村さんの行方が分からなくなっているのです。 2人の共通の知人で事件現場に居合わせた男性=Aさんは…。 事件を目撃したAさん 「何かを取り上げようとしたときに(西村さんのほうから)血が出て、それで初めて包丁だとわかった」 Aさんによりますと、事件の経緯は、こうです。 事件当日、Aさんの自宅に共通の知人女性=Bさんが訪れます。 すると突然、大上容疑者が「女を連れて行く」「てめえコラ!」などと怒鳴りながらAさんの自宅に押し入ります。 そこに西村さんがやって来て、大上容疑者と2人で外に出て口論となり、大上容疑者が刃物で西村さんを切り付けました。 大上容疑者は「病院に連れて行く」と言い残し、西村さんを自分の車に乗せ現場から立ち去ったということです。 西村さんの婚約者だという女性は、事件から2週間あまり、不安な日々を送っています。 西村さんの婚約者 「もう何も考えられない。(西村さんは)今何やっているんだろう、かわいそうだなと…。安心して、帰ってこられるようにずっと部屋で待っていないと」 警察の調べに対し、大上容疑者は容疑を認め、西村さんの居場所についても供述しているということです。 警察が真偽も含め、確認を急いでいます。

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