大阪市北区の公園に赤ちゃんの遺体が遺棄された事件で、逮捕された母親が「妊娠に気付いていなかった」と話していることが分かりました。 東大阪市のアルバイト・萩藤奈月容疑者(23)は8月12日ごろ、大阪市北区の扇町公園に生後間もない娘の遺体を遺棄した疑いが持たれています。遺体は15日に通行人が発見。へその緒がついたままで大半が土に埋まっていました。 警察によりますと、司法解剖の結果、赤ちゃんは身長43cm体重1479gで、死因は時間をかけて窒息状態になる「遷延性(せんえんせい)の窒息」だということです。産後に死亡したのか、死産なのかは分かっていません。 萩藤容疑者は取り調べに対し「妊娠に気付いていなかった」などと話していて、警察はいきさつなどを調べています。