会津若松市のパチンコ店で起きた強盗事件で、逮捕された3人の犯行前の足取りが少しずつ見えてきました。 この事件を巡っては実行役とみられる19歳の専門学生と、運転手役とみられる村山廉容疑者が、強盗の疑いで逮捕されているほか、事件の「被害者役」とみられるパチンコ店の従業員の真鍋一皐容疑者も、窃盗などの疑いで逮捕されています。 捜査関係者によりますと、専門学生と村山廉容疑者は事件前日の夜に県内で合流し、ディスカウントストアでおもちゃの拳銃を購入していたとみられています。 また事件当日、真鍋容疑者はパチンコ店を退勤した後、市内の商業施設で専門学生と合流し、真鍋容疑者が運転する車で店に戻り「強盗」を装ったとみられるということです。警察は、他にも「指示役」がいるとみて捜査を進めています。