21日午後、北海道千歳市のJR千歳駅敷地内で、消防隊員の顔を殴って職務を妨害したとして、35歳の男が逮捕されました。男性消防隊員は当時、男が倒れているという通報を受けて、現場に駆けつけていました。 公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、千歳市に住む職業不詳の男(35)です。 この男は、21日午後1時半ごろ、千歳線のJR千歳駅敷地内で、44歳の男性消防隊員の顔を殴って職務の執行を妨害した疑いが持たれています。 警察によりますと、この消防隊員は、午後1時すぎに、「人倒れを目撃した」という通報で現場に駆けつけ、倒れていた男と接触し、病院搬送の可否を判断していたところ、男から突然殴られたということです。 消防隊員にけがはありません。 警察によりますと、職業不詳の男(35)は当時酒を飲んだ状態で、警察の取り調べに対し「手を出したのは俺ではない」などと話し、容疑を否認しています。 警察は、男が倒れていた理由など当時の状況を調べています。