参院選・公選法違反事件 パチンコ店店長“本社指示に従わざるをえず”

参議院選挙の自民党候補への投票の見返りに、従業員らに現金を渡す約束をしたとして、パチンコ店運営会社の社長らが逮捕された事件で、パチンコ店の店長が「本社の指示なので従わざるをえなかった」と話していることがわかりました。 警視庁によりますと、パチンコ店を運営する「デルパラ」の社長・李昌範容疑者ら6人は、参院選に自民党から立候補した、阿部恭久氏への投票を従業員らに呼びかけ、見返りとして現金を渡す約束をした疑いがもたれています。 その後の取材で、複数のパチンコ店の店長が任意の事情聴取に、「違法だと思ったが、本社の指示なので従わざるを得なかった」と説明していることがわかりました。 店長は、従業員の誰が投票したか報告を求められていたということです。 阿部氏は日本テレビの取材に関与を否定しました。 参院選に自民比例で立候補 阿部恭久氏「全然知らない。(Q:[デルパラ社長と]面識は?)ないです」 警視庁は、阿部陣営の関与についても慎重に捜査しています。

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