自宅で男性の遺体を遺棄していたとして会社員の男が逮捕されました。 男は「父親を遺棄した」という趣旨の供述をしていて警察が身元の確認や死因の特定を急いでいます。 逮捕されたのは青森市油川の会社員 木村聡容疑者52歳です。 木村容疑者は今月上旬ころからきのう午後9時まえまでの間に、自宅で身元がわからない男性の遺体を遺棄した疑いが持たれています。 職場の関係者から木村容疑者と連絡が取れないという相談をうけて、家を訪ねた警察官が、1階の廊下でうつぶせになっている男性の遺体を発見しました。 遺体に目立った外傷はなく、現場に争った形跡などはありませんでした。 警察によりますと、木村容疑者は90歳代の父親と80歳代の母親と3人暮らしで、現在父親の行方が分からなくなっています。 ★青森放送 成田栞寿 記者 「近所の人によりますと ふだん県外にいたという木村容疑者は5月ごろからこちらの住宅に住んでいたということです」 およそ2か月前に木村容疑者と話した女性は…。 ★木村容疑者と話した女性 「お父さん退院してからも、どっか施設には入院と施設は違うので施設にいれないといけないかもしれないし これからどうしようかということは本人は悩んでいるとは言いませんでしたが 表情でわかりますよね」 調べに対して木村容疑者は「父親を遺棄した」という趣旨の供述をして容疑を認めているということです。 警察が遺体は父親の可能性があるとみて、身元の確認や死因の特定を急いでいます。