南陽市の山の中で、20代の男性会社員に殴る蹴るなどの暴行をして金などを奪った疑いで、10代~20代の男3人が逮捕された。 <強盗致傷の疑いで逮捕> 寒河江市高屋の会社員・渡邊湧陽容疑者(25) 山形市の会社員の男(18) 自称・山形市の建設作業員の少年(16) 3人は置賜地方に住む20代の男性から金品を強奪しようと、8月25日午後11時55分ごろ~26日午前1時15分ごろまでの間、南陽市川樋の十分一山の山中で、男性にハンマーや手足で複数回殴る蹴るの暴行を加えたほか、現金約1万5000円と運転免許証などを奪い、全治不明の全身打撲のけがを負わせた疑いが持たれている。 警察は被害者の証言や防犯カメラの映像などから捜査を進め、3人の犯行とみて27日に逮捕した。 3人が容疑を認めているかどうか、警察は認否を明らかにしていない。 逮捕された3人と暴行を受けた男性との間には面識があったという。 警察は今後の捜査で、犯行に及んだ理由などを詳しく調べていくことにしている。