社会を震撼させている、神戸市中央区のマンションでの女性刺殺事件。神戸市の建設会社で谷本将志容疑者(35)と約10年間、ともに働いた経験を持つ元同僚の男性が、容疑者の人柄や言動などについて証言しました。 神戸市中央区のマンションで、住人の24歳女性をナイフで刺して殺害したとして逮捕された、谷本将志容疑者(35)。 「谷やんは、猪突猛進タイプのナイスガイだった。現場で働く高齢のおっちゃんをかばってあげたりしていた」 神戸市の建設会社で谷本容疑者と共に10年ほど働いたという元同僚の男性は、谷本容疑者を“谷やん”と呼び、当時の人物像を語りました。 寮に住み込む形で働いていたという谷本容疑者。入社当初は技術不足が否めなかったものの、真面目に仕事に取り組み、次第にリーダーになるような雰囲気をまとっていったと言います。 しかし、谷本容疑者は別の業界に興味を示すなどして、3度も会社を退職。そのたびに復職することを繰り返したということです。 1度目はアパレル業界に興味が出てきたという理由。2度目は、別の建設関係の親方に引き抜かれて退職。3度目は別の業種に就くといって退職。 ただ、元同僚の男性は、谷本容疑者が復帰する際には、他の職人らもあたたかく迎えていたと言います。 谷本容疑者の性格については… 「女性に執着する所は見たことがない。こんな女性が好きとかも言わなかった。風俗やキャバクラ、ガールズバーには行かない。酒も騒いで飲まず、チューハイ1杯くらいで、後はウーロン茶みたいなタイプ。高校野球がめちゃくちゃ好きで、各校の監督の名前が言えるくらい」 そんな谷本容疑者ですが、父親が体調を崩してから、少し変わっていったように見えたといいます。 「“父親が施設に入ってお金が必要なので、お金を借りられないですか”と。実際に寮にも施設のパンフレットが届き、施設からも電話があった。借金もあったようでその連絡も来ていた」 そうした中で、事件が起きます。 2022年5月、谷本容疑者は23歳の女性の首を両手で締め付けて殺害しようとしたとして、逮捕されたのです。 同僚の男性は谷本容疑者に、面会に行った際のことをよく覚えています。 「ネットですごい噂になってると言うと、顔が真っ青になって、絶句していた。釈放されて外に出たくないくらいの顔はしていた」 事件後、谷本容疑者は会社を解雇されますが、事件のことについて谷本容疑者に聞くと、次のように話したと言います。 「私は今回やっていない。違いますと。男の友達がいて、彼女(被害者)にお金を貸してて、そのトラブルの解決で話をしようとしたら大声を出されたので、口をおさえたら、誤って首をおさえたと」 しかし谷本容疑者は裁判では起訴内容を認め、2022年9月、傷害やストーカー規制法違反などの罪で、執行猶予付きの有罪判決を言い渡されました。 元同僚の男性は、今回の刺殺事件の報道に接し… 「報道で名前を見てわかった。顔を見たらあいつやと。同じようなことを2回もしたらあかん。人は絶対に殺したらあかん」