「日本人は防犯意識低くスリをしやすい」万博など観光地で犯行を繰り返したか 中国人の男を逮捕

奈良や万博会場など観光地でスリを繰り返したとして、中国人観光客の男が逮捕されました。 これは今年6月、大阪メトロの駅に設置された防犯カメラの映像です。 男が、エレベーターを待つ男性のカバンの中から、現金約3万5000円が入った財布を盗む瞬間を捉えています。 この次の日には、奈良市内の商店街でも、男が後ろから近づき、男性が振り返ったすきを狙って、一瞬で財布を盗んでいきました。 逮捕されたのは、中国から短期ビザで来日していた田紅波容疑者(41)で、警察の調べに対し、「日本人は防犯意識が低くスリをしやすいので、生活費を稼ぐために何度も日本に来てスリを繰り返した」と話しているということです。 田容疑者は、さらに大阪・関西万博の会場でも、共犯者とともに約12万円が入った財布を盗んだとして、9日再逮捕されました。警察は共犯者の行方を追うとともに、 余罪についても詳しく調べています。

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