特殊詐欺に関与か“JPドラゴン”6人を逮捕

日本での特殊詐欺事件に関わったとしてフィリピンが拠点の犯罪集団「JPドラゴン」のメンバー6人を福岡県警が逮捕しました。 先ほど成田空港に到着し、福岡県内へ移送されます。 「フィリピンから移送されてきた6人が姿を現しました。」 「帽子を深くかぶりうつむいている様子です」 逮捕されたのは、「JPドラゴン」のメンバー三本竹朗容疑者(27)ら日本人6人です。 捜査関係者によりますと、6人は2023年4月、共謀のうえ、警察官になりすまして埼玉県蕨市に住んでいた高齢の男性に電話でウソを告げ、男性宅を訪ねてキャッシュカードを盗んだ窃盗の疑いが持たれています。 三本竹容疑者ら「JPドラゴン」のメンバー7人は5月、フィリピン当局に拘束されていて、このうち6人が10日フィリピンから送還され、日本国内で逮捕されました。 今後、福岡県内へ移送されます。 警察は逮捕した6人の中には「指示役」もいるとみて、組織の実態解明を進める方針です。 「JPドラゴン」とは? ・日本の元暴力団員らで作られた犯罪グループ・フィリピンが拠点 ・日本人を狙って特殊詐欺を繰り返しているとみられる。 捜査関係者によると、「JPドラゴン」では今回逮捕逮捕された6人のほか、リーダーとみられる吉岡竜司容疑者(55)も6月、フィリピンで現地当局に拘束されています。 「JPドラゴン」は警察官になりすましてキャッシュカードを盗むなどの手口で全国で200件以上の特殊詐欺事件に関わったとみられています。

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