札幌市内の公園に設置されていた自動販売機を壊し、中から現金約3万円を盗んだとして、17歳のとび職の少年が逮捕、14歳の男子中学生が再逮捕されました。 逮捕されたのは、札幌市東区の17歳のとび職の少年、再逮捕されたのは、住所不定の14歳の男子中学生です。 2人は、6月28日午前2時半頃から午前4時すぎまでの間、札幌市北区の百合が原公園内に設置されていた自動販売機2台の現金投入口をバールで壊し、中から現金約3万1450円を盗んだ疑いが持たれています。 6月28日午前4時頃、近くを通りかかった人から「若い男2人がバールみたいなものを持って自販機をガチャガチャにしている」と110番通報がありました。 警察は、目撃情報などの捜査から2人を割り出し、25日、逮捕しました。 2人のうち、14歳の男子中学生は、8月15日にも同じ公園内の自動販売機4台を壊して現金約7万1940円を盗んだ疑いで5日に逮捕されていて、そのうち2台は、今回、壊されたものと同じ場所に設置されていたということです。 2人は知り合い同士で、警察の調べに対し14歳の男子中学生は「友達と一緒にお金を盗みました」と供述、17歳の少年は「間違いありません。遊ぶ金がほしかった」と、いずれも容疑を認めているということです。 警察によりますと、札幌市北区と東区の公園ではこれまでに同様の被害が約10件あり、警察は少年らの余罪が複数あるとみて、さらに調べを進めています。