6月、兵庫県尼崎市の路上で男性を拉致し殺害したとして、警察が暴力団関係者の複数の男を24日午後にも逮捕する方針であることがわかりました。 捜査関係者によりますと、大阪市内を拠点とする指定暴力団の関係者の男ら10人は、6月11日夜尼崎市大物町の路上で、20代の男性に暴行し、無理やり車に乗せて連れ去ったとして、逮捕監禁容疑などで7月に逮捕されたということです。 警察は男性がすでに殺害された可能性が高まったことなどから、男らのうち数人を24日午後にも殺人容疑で再逮捕する方針を固めたということです。 男性の叫び声を聞いた人からの通報で警察は事件を把握し、男性の携帯電話のGPSを調べましたが、山中で途切れたといいます。 遺体はまだ見つかっておらず、警察は何らかのトラブルがあったとみて調べています。