札幌市北区の公園に設置された自動販売機2台から現金約3万円を盗んだとして、14歳の男子中学生と17歳のとび職の少年が窃盗の容疑で逮捕されました。 2人は共謀して6月28日午前2時30分ごろから午前4時10分ごろまでの間、札幌市北区の百合が原公園にある自動販売機2台の現金挿入口をバールのような工具で壊し、現金合計約3万1000円を盗んだ疑いがもたれています。 6月28日午前4時10分ごろ、「若い男2人がバールのようなものを持って自販機をガチャガチャにしている」と付近を通った人が通報。警察が捜査を進めていて、9月24日に17歳の少年を、9月25日に14歳の中学生をそれぞれ逮捕しました。 調べに対し、14歳の中学生は「友達と一緒にお金を盗みました」、17歳の少年は「間違いありません。遊ぶ金が欲しかった」と、2人とも容疑を認めています。 警察によりますと、2人は地元の先輩後輩の関係。14歳の中学生は、ほかの自販機荒らしに関与したとして逮捕されています。 札幌市内では同様の手口の事件が約10件確認されていて、警察は2人の関与を調べています。