ベトナム人の技能実習生らに本来許可されていない警備員の仕事をさせたとして、ベトナム人の男が逮捕・起訴されていたことがわかりました。 出入国管理法違反の罪で逮捕・起訴されたのはベトナム国籍のブー・ディン・ニャット被告(30)です。 捜査関係者によると、ニャット被告はおととし1月から12月にかけて大阪市の警備会社でベトナム人の技能実習生ら3人を違法に働かせた罪に問われています。 ニャット被告はリクルーターとしてSNSなどで多くのベトナム人を集めていたとみられますが警察の調べに対し、容疑を一部否認しています。 同様の罪ですでに起訴されている警備会社の代表の男(42)は取材に対し、「ニャット被告が実質経営者で勝手にベトナム人を雇っていた。自分は関与していない」と話しています。