暴力団組員の男らが男性を殺害したとされる事件。男らは3台の車を乗りかえながら、遺体を運んだとみられることが分かりました。 指定暴力団「東組」傘下の組員・三谷晃平容疑者(27)ら男4人は、兵庫県尼崎市の路上などで男性(23)を暴行したうえ、大阪府能勢町の家屋で刃物で脚を刺して殺害した疑いが持たれています。男性の遺体はまだ見つかっていません。 警察によりますと、三谷容疑者らは遺体を高知県内に遺棄したとみられていますが、遺体を運ぶ際、京都府南丹市と高知県大豊町で車を乗りかえ、計3台の車を使って警察の追跡を逃れようとしていたとみられています。 3台目の車は、死体遺棄の罪で逮捕・起訴されている高知県土佐町の大坪美砂被告(28)の父親の名義だったということです。