和歌山市で2歳の娘に暴行を加え治療などを受けさせずに死亡させたとして両親が逮捕された事件で、両親が娘を置いて外出を繰り返していた疑いがあることが警察への取材で分かりました。 平晴流容疑者と妻の菜々美容疑者は、去年秋ごろから今年7月にかけて、当時住んでいた自宅で長女・流菜ちゃん(2)に日常的に暴行を加え、治療を受けさせずに死亡させた疑いで26日に逮捕されました。2人は容疑を認めているということです。 捜査関係者によりますと、家族は4人暮らしで、流菜ちゃんを自宅に置き、兄である長男だけを連れて買い物や食事に繰り返し出かけていたということです。 流菜ちゃんの体重は約6kgで、両親は「十分な食事を与えていなかった」とも話していて、警察は詳しいいきさつを調べています。