ドリフト?車で公園の芝生をえぐった男を逮捕 事件から5か月の公園に行ってみた ”今も残る痕跡”…町は男に損害賠償請求を検討(山形・山辺町)

今年4月山辺町の公園内を車で走り回り芝の地面を荒らしたとして、天童市に住む22歳の会社員の男が逮捕されました。現場の公園はおよそ5か月がたった今もその痕跡が残されていました。 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、天童市山口の会社員の男(22)です。 男は、今年4月13日から23日までの間に、山辺町の大寺ふれあい公園の芝を荒らし、およそ200万円の損害を与えた疑いがもたれています。男は公園内でRV車をいわゆるドリフト走行させていたとみられています。 当時撮影された公園の写真では、芝の地面が大きく8の字を描くようにえぐれているのがわかります。 ■聞き込みや情報提供で特定 山辺町からの被害届を受けた警察が調べを進めたところ、聞き込み捜査や情報提供などから男が関与している疑いが強まり、昨夜警察が逮捕しました。 男は容疑を認めているということです。 男の身柄はきょう午前、山形地方検察庁に移されました。今後さらなる調べが進められます。 きょうの公園。元の様子とはまったく違います。 佐藤真優アナウンサー「山辺町の大寺ふれあい公園です。全面芝生だった公園に土を入れてドリフト(被害)の凹凸を整えました。しかし、今も芝は生えそろっていません」 山辺町産業課 農村整備係 高橋直之 係長「(事件発生)当時は憤りと不安が続いていた。容疑者が確保されて、少しほっとしている」 「安全安心がこれからも重要。防犯カメラの設置や防護柵の補強などの対策を検討していく」 町では損害賠償の請求も視野に入れていて、今は弁護士と相談し今後の対応を検討しているということです。

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