600万円詐欺被害 津の女性「携帯が悪用されている」と電話 三重

【津】三重県警津署は5日、津市の20代会社員女性が約600万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。 同署によると、8月下旬、携帯電話会社の職員を名乗る男から電話があり、「携帯電話が悪用されている。2時間以内に携帯がストップされます。警察官から説明します」と言われ、長野県警を名乗る男に電話が代わり、「あなたに詐欺の容疑がかかっている。優先調査という制度がある。優先調査が受けられれば逮捕されない。優先調査の保証金として600万円を、指定する口座に送金する必要がある。事件が解決すれば返金する」「優先調査を担当する検事に電話を代わる」と言われ、検事を名乗る女に電話が代わり、指示されるまま8月29日から同月31日まで、同市内の商業施設のATM(現金自預払機)で複数回にわたり指定された口座に現金を振り込んだ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする