警視庁の特別捜査課が初摘発 カンボジア拠点、詐欺疑い

カンボジアを拠点に警察官などをかたって電話をかけ、埼玉県の70代女性から現金約2千万円をだまし取ったとして、警視庁特別捜査課は7日、詐欺容疑で東京都西東京市、職業不詳見目英明容疑者(46)を逮捕した。同課は匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の首謀者摘発を目的とした1日の組織改編で、新設された。摘発が明らかになるのは初めて。 同課によると、容疑者は「かけ子」役とみられる。中核人物の摘発に向け、関与する特殊詐欺組織の実態を調べる。 逮捕容疑は3~4月、通信事業者のカスタマーセンター社員や山梨県警の警察官を装って女性に計約2千万円を振り込ませ詐取した疑い。

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