日本サッカー協会は7日、影山雅永技術委員長(58)との契約を解除すると発表した。都内で緊急会見を行った湯川和之専務理事によれば、今月2日にフランス・パリへ向かう航空機内で児童ポルノを閲覧した疑いで逮捕されたといい、「パリ行きの機内で児童ポルノを閲覧した疑いでパリ到着の空港で拘束され、その後、有罪判決を受けた」と説明した。 現地メディアは影山委員長について「児童ポルノ所持の罪で、刑事裁判所で執行猶予付き懲役18カ月と罰金5千ユーロの判決を受けたと7日、司法筋が発表した」としている。法廷では事実を認め「フランスでこのような行為が禁止されていることを知らなかった」と述べた上で「写真は人工知能によって生成されたもの」と主張したという。 別の現地メディアは「タブレット端末で児童ポルノを閲覧していたところを客室乗務員によって通報された」と報じた。「2日にパリで飛行機を降りた際に逮捕された被告は、15歳未満の未成年者の児童ポルノ画像の輸入、所持、録画の罪で、月曜に刑事裁判所に即時出廷して裁判を受けた」とも伝え「これは芸術なんです」と弁明したとしている。