宝飾店の元店員に禁錮刑 盗んだダイヤで着飾って自撮り、同僚に送って発覚 英国

(CNN) 英国で宝飾店のマネジャーだった女が店の商品を盗んだ罪に問われ、禁錮28カ月を言い渡された。ハンバーサイド警察の発表によると、女が盗んだジュエリーを身に着けて撮影した自撮り写真を同僚に送ったことで、窃盗が発覚した。 判決を言い渡されたのはルーシー・ロバーツ被告(39)。警察によると、宝飾店で勤務していた当時、商品を頻繁に自宅に持ち帰っており、不審に思った同僚に対しては「自宅で仕事をして在庫の整理をしている」と説明していた。 しかしロバーツ被告が休暇を取ってクルーズに出かけた際に、店の宝飾品を身に着けて撮った写真を複数の同僚に送信したことから、事件が発覚した。 「周りのことを何も考えずにダイヤモンドで着飾って、みんなをだましたつもりだった」と警察は説明している。 警察がロバーツ被告の自宅を捜索した結果、ベッドの下の箱や戸棚の中から数千ポンド相当の宝飾品が見つかった。 店から盗まれたダイヤモンドや金、銀、特注ジュエリー、現金は、総額17万ドル(約2500万円)相当に上っていた。 警察の調べに対してロバーツ被告は当初、ジュエリーは同僚から借りたり同僚が自分のバッグにしのばせたりしたものだったと主張して、盗んだことを否定。しかしその後、司法取引に応じて窃盗の罪を認め、禁錮28カ月を言い渡された。 ロバーツ被告はロンドンのヒースロー空港で逮捕された際、盗んだジュエリーを大量に身に着けており、スーツケースの中からも盗まれた商品が見つかった。

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