報ステ大越健介氏「法律以前、モラルの問題」児童ポルノ画像閲覧で逮捕の影山雅永氏をバッサリ

テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは7日夜の放送で、日本サッカー協会(JFA)の影山雅永技術委員長(58)が航空機の中で児童ポルノ画像を閲覧したとして経由地のパリ到着時に空港で逮捕されたことを伝える際「ちょっと、信じたくないニュースがはいってまいりました」と口にした。 影山氏は6日、執行猶予付き懲役18月と罰金5000ユーロ(約85万円)の有罪判決を受けた。協会側は7日の緊急会見で、影山氏との契約を解除することを発表した。影山氏は当時、U-20W杯チリ大会に向かう移動便に搭乗していた。 番組では協会側の緊急会見を詳報したほか、児童ポルノについては日本でも取り締まりが厳格化されていることを伝えた。影山氏は、搭乗中にCAに対し「芸術的な行為。AIで生成された写真」などと釈明したとされるが、大越氏は「AIによるフェイクポルノは国によって違いがあるようですが、今回の問題は法律以前の、モラルの問題としてとらえる必要がありそうです」と厳しく指摘した。 「そもそも、人の目に触れるところでポルノ画像を見るという行為は、周囲に耐えがたい苦痛を与えることにつながる」とした上で、「欧米に比べ、日本人はそうした行為はタブーであるという認識が、やや薄いのではないか。断定的には言えませんが」と、私見をまじえてコメントした。 さらに「取材で欧米各地を訪れる私自身、そう感じることがあります。そのことも申し添えておきます」と、クギを刺すようにコメントした。 現地報道では、6日に行われた公判で影山氏は事実を認め「恥ずかしい」との感情を示し、その上で「フランスでは禁止されていることを知らなかった」と証言した、とされる。協会側は、本人の認否など大半の質問に「プライバシー保護の観点から詳細は差し控えさせていただく」との回答を繰り返した。

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