隠しカメラ探知機を導入 道教委が学校へ“貸し出し” 教員逮捕は「非常に腹立たしい」対策強化へ

児童などを盗撮し全国の教員同士がSNSで共有していた事件で、千歳市の中学校教諭の男が10月8日に起訴されました。 こういった事件をうけて、北海道教育委員会は隠しカメラの探知機などを導入することを明らかにしました。 (北海道教育委員会 中島俊明教育長)「非常に腹立たしいというか、こんなことが絶対に許されない。今後はカメラの探知機を購入して学校に貸し出すと共に、定期的に・不定期に検査をしたい」 8日に行われた定例会見で、道教委の中島教育長は新たな対応策を明らかにしました。 教育現場を巡っては、児童などを盗撮しSNSで共有した事件に関与したとして、愛知などの教員6人がこれまでに逮捕されています。 このうち千歳市立北斗中学校に勤務する柘野啓輔容疑者41歳は、性的姿態等撮影未遂などの罪で8日に起訴されました。 事件を受け、道教委では学校施設内の点検や私物の端末の取り扱いについて研修を実施するよう各教育委員会に指示しています。 そして今後は、2025年度中に隠しカメラの探知機を導入することや、最低1つの学期中に1回の抜き打ち検査を実施。 相談窓口の周知など対策を強化していくことにしています。

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