8日午前、鹿児島県薩摩川内市の国道で横断歩道を歩いて渡っていた高齢女性をはねて死亡させたとして、軽自動車を運転していた65歳の女が過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。 警察によりますと、8日午前10時50分ごろ、薩摩川内市御陵下町の国道3号で押しボタン式の横断歩道を歩いて渡っていた高齢女性が、直進してきた軽自動車にはねられました。 この事故で近くに住む無職、三角潤子さん(87)が約2時間後に死亡しました。 この事故で警察は軽自動車を運転していた薩摩川内市五代町の施設職員、小城洋子容疑者(65)を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。 警察の調べに対し、小城容疑者は「歩行者をはねてけがをさせたことは間違いない」と、容疑を認めているということです。 警察は信号の色など、事故当時の詳しい状況や原因について調べを進めています。